おにぎりだもの

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欲望は目に見えるものから始まるので、目にするものは選んだ方が良いという話

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わたしのオールタイムベスト映画のひとつ、「羊たちの沈黙」 に出てくる印象的なセリフがあります。それは「欲望は目に見えるものから始まる」というセリフです。映画では、FBIが連続殺人犯を突き止めるために、元精神科医ハンニバル博士に協力を求めます。博士のこの一言が、犯人逮捕の手掛かりでした。 

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Fair use, Link

 

目に見えるものは欲望を生み出し、欲望は人を形作ります。つまり人間は何を見るかによって、どういう人間になるかが、ある程度決まってしまうのです。自分が目にするものを、しっかり選ぶ必要性を最近になって痛感しています。その理由を書いておきます。

 

よく目にするものを人間は好きになる 

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 「単純接触効果」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

初めのうちは興味がなかったり、苦手だったりしたものも、何度も見たり、聞いたりすると、次第によい感情が起こるようになってくる、という効果。たとえば、よく会う人や、何度も聞いている音楽は、好きになっていく。(略)広告の効果も、単純接触効果によるところが大きい。CMでの露出が多いほど単純接触効果が起きて、よい商品だと思ったり欲しくなったりするのである。

 単純接触効果 - Wikipedia

 

意識的にでも無意識的にでも、よく目にしているものにたいして、「良いもの」という印象を持つ傾向が人間にはあります。つまり、「頻繁に目に見えるものに欲望を感じる」のです。

 

わたしたちは情報草食動物である

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さて、わたしたちが毎日いちばん頻繁に目にするものは何でしょうか? いま見てますね、スマホかPCのディスプレイでしょう。わたしもこの記事で知ったのですが、最近のデジタルネイティブの子供たちは、「infograzers」(情報草食動物)と呼ばれるそうです。

 

知らず知らずのうちに、彼ら(※デジタルネイティブの子供たち)が日々共有しているミームやヴァイラル動画が、彼らが住む世界のストーリーをつくりあげていっている──そのすべてが真実ではないにもかかわらず。

 米国の学校は「フェイクニュースに踊らされないためのリテラシー」を教え始めている|WIRED.jp

 

このデジタルネイティブの世代が使用しているソーシャルメディアは、InstagramとSnapchatが中心で、その上の世代はTwitterFacebookという違いはあれど、インターネットから情報の猛襲を受けているのは、どちらの世代も同じです。そしてその情報により、好むと好まざるにかかわらず、影響を受けてしまっていることも同じです。

 

要するに、インターネットの利便性を享受するものは、世代によらず情報草食動物となってしまうのです。

 

インターネットは世界の鏡ではない

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  unsplash-logo Erik Eastman

 

google先生が返す検索結果は、全世界を網羅しているわけではありません。インターネットは世界を映す鏡ではありません。誰かが誰かのフィルターに沿って切り取った、断片的な情報の集積です。一つではなく複数のパズルがピース単位に分解され、積み上げられているようなものです。

 

そして、目前の画面に写されたパズルの1ピースは、どうしてそこにあるのでしょう?先ほどの「誰かのフィルター」は「誰かの意図」と言い換えてもいい。それを目にすることで、あなたの欲望を生み出させることが、その意図だとしたら?

 

ジャンクな情報に触れている人は、ジャンクな選択をするようになります。その逆も然りです。わたしたちは、意思を持って自分が目にするものを選ばなければ、「誰かの意図」に沿わされた人生を送るハメになる世界に生きているのです。