トータルワークアウトでSLACKLINE(スラックライン)のトレーニングをうけてきました。


一本のラインに「カラダを預ける」だけですが、足元が不安定な状態で全身の筋肉を使用することから、下半身のシェイプアップ・体幹部の持久力向上・軸の安定性を鍛える事ができます。
なぜ今回この SLACKLINE を受けることにしたかというと、前回フルマラソンを走ってみて体幹の重要性に気づいたからです。トレーナーさんに相談すると ↓ とアドバイスいただきました。
静止している状態だとある程度使えているから、動いている状態でのトレーニングをしたほうがいいですね。やるならストラークアーツとかピラティスとかスラックラインですかね。
ストライクアーツは人を殴るとか無理だからパス。ピラティスはバレエの準備運動みたいでつまんなそうだからパス。のこったのが SLACKLINE でした。どんなことするのか前から気になってたんですよね。
SLACKLINE (スラックライン)とは
SLACKLINEとは2点間でつながれた幅5cm程度の綱の上を、歩いたり飛んだり跳ねたりするスポーツです。綱はトランポリンみたいにポンポンはずむので宙返りなども可能です。
By Steffen A. Frost [GFDL or CC BY-SA 4.0-3.0-2.5-2.0-1.0], via Wikimedia Commons
実際の競技の様子がどんなものかはこちらの動画をどうぞ。神業の連続です。見ているとこのひとたちにとって重力なんか存在しないのでは、、、と思えてきます。
SLACKLINE (スラックライン)を体験!
今日はいつものトレーナーさんではなくて、スラックライン専門のトレーナーさんにみていただきました。以下S氏とします。
まずスラックラインに片足で乗るところから。
基本姿勢は以下です
- スラックラインに片足を乗せる。
- 乗せた足の膝は軽く曲げる。
- 下ろした足は力を抜いて膝を軽く曲げる。
- 両手は肘が肩より上にくるようにあげる。
- 腹筋はドローインするイメージで軽く入れておく。
最初は乗ることすらできませんでした。バランスが崩れるとすぐ落ちてしまいます。難しい!!
拇指球でしっかり踏みましょう。力を入れるのは足の親指と人差し指の間くらいです。
拇指球って足の親指の付け根あたりと思ってそこを意識して力を入れるようにしていました。S氏曰く、拇指球という言葉が示す位置はそこであっているのだけれど、その支点になるのは足の親指と人差し指の間とのこと。上腕二頭筋を使うときに肘が支点になるのと同じだそうです。
長いことトータルワークアウトで拇指球拇指球言われまくってたけど知らなかった。。。
繰り返すうちにプルプルしながらなんとか片足で立つことができました。バランスが崩れそうになったときは、倒れている側と反対側の足の内転筋に力を入れて戻します。腹筋は入れっぱなしで、大臀筋は平衡を保つために常にプルプルしながら最適なバランスを探っている状態。片足で立つだけの地味な動作なのに色んな筋肉使う!頭も使う!!汗すごい出る!!!
その後、以下の4つの課題をやりました。
- 片足で10秒キープ
- 両足で5秒キープ
- 補助ありで歩行
- 補助なしで歩行
面白いのが、2.くらいでマラソンを10〜20km以上走った時に出てくるクセが出てきたことです。左足が外から回る、体が前に倒れている、腰が落ちて後ろ足で上手く蹴れない。。。
スラックラインはからだのクセが出やすいです。バランスをキープするためには常に正しい筋肉を使って正しい姿勢を保たないといけないので。
なるほどね〜。腹筋と代償行為 でも書きましたが正しい筋肉の使い方をしないと、からだの他の部分で補おうとして変な動きになってしまうんですね。スラックラインは変な動きになったとたん、バランスを崩して落ちてしまう。代償行為が効かないからクセが見えやすいんだと思います。
課題は3.まではこなせましたが、補助なしで歩くのはクリアできませんでした。無念。
初回で4まで行けるひとは半分くらいですよ
と慰めてもらいましたw
スラックラインはいい体幹トレーニングになるし、向上がすぐ目に見える(バランスを保てるようになる)ので面白いかも!
定期的にスラックラインのトレーニングもやっていくことに決めました。
こんなんできるようになったらめっちゃ人生楽しくなりそう!
By LiAnna Davis - Own work, CC BY-SA 3.0, Link