幸せになりたい。誰もが持つ望みですよね。わたしも幸せになりたくて、人生迷路をさまよっているアラフォーです。
この前、「幸せになりたいなら、自分を知る必要がある。そのために自分の内面を記録し続けるとよい」という記事を書きました。
記録をするときに注意がひとつあります。それは「ウソをつかないこと」。ウソをつくと、記録しても効果が薄くなってしまうからです。詳しく以下に書いていきます。
世界 → 言葉 → 思考
当たり前の話ですが、わたしたちは毎日毎日「言葉」を使いますよね。何のために言葉を使うのでしょうか?
わたしたちは、世界を再構築するために言葉を使っているのです。ありのままの世界を理解することは不可能なので、インプットされた情報を、言葉に変換することで理解するのです。
これまた当たり前ですが、ありのままの「地球」は理解できないですよね。でも「地球」って言葉を使うと、「人間が住める太陽系の星」って頭の中に浮かべることができますね。
ありのままの存在に意味を持たせるのが言葉です。
わたしたちが他人と会話したり、分かりあったりできるのは、言葉の意味を共有できているからです。
言葉の意味が共通できていないと、話が通じなくなります。ケーキ食べたいって言ってるのに、いきなりステーキに連れて行かれたら、何だテメーってなりますね。
思考 → 言葉 → 世界
人間は、言葉を使って思考を具体化することもできます。「書くとスッキリする」のは自分が思考の中に、どんな世界を再構築しているか具体的に見れるからです。
言葉は意味とリンクして世界を表します。正確に世界を構築するためには、正確に言葉を使う必要があります。ウソをつくと、これができなくなるのです。
ウソをつくと言葉が正しく使えない理由
ウソをつくと、なぜ言葉が正しく使えなくなるのでしょうか。それは言葉と意味がリンクしなくなるからです。
「うれしい!」と感じたら、「うれしい!」という言葉にする。これは言葉と意味が一致しています。言葉と意味がしっかりリンクしている状態ですね。
「イヤだ」と感じているのに、「うれしい!」という言葉にする。言葉と意味がバラバラですね。リンクしていません。
ウソをつくと言葉と意味のリンクが弱まります。これを続けると自分の気持ちにリンクした言葉を選べなくなる。そして思考を言語化できないので、何となくモヤモヤした状態になってしまうのです。
対策としては、言葉を正確に使うことです。本心でないことを言うのをやめ、ウソをつかないことです。
「そんなこと言っても付き合いとかあるし」と思うかもしれません。しかしウソをつかないと維持できない人間関係で、自分が幸せになれるのでしょうか。わたしは自分の幸せを最優先に考えたいです。
言葉を大切にすると自分のココロが見えるようになる
言葉を大切にすることは、自分のココロの中を見る能力を高めること。
吉永賢一さんの「頭がよくなる思考法」で、この一文を見つけてハッとしたので、今回の記事をまとめてみました。自分の人生を好転させたい人におススメの一冊です。
2018/5現在、AmazonならAudible(オーディブル)で無料で聞くことができます。オーディオブックはスキマ時間に聞けるし、人の声で語りかけられると割と記憶に定着しやすいので最近わたしも良く聞いてます。
とにかくウソをつかない。自分の心の中を見つめる能力を高めて、幸せに近づいていきましょう!