転職は人生の一大イベントですよね。
いまの会社に色々と不満はあるけれど、転職には踏み切れない人もいると思います。
わたしもそうでした。
転職して失敗するのが怖かったんです。転職に失敗する=人生に失敗するって思ってたから。
でも、転職に失敗したからといって、なぜ人生に失敗したってことになるのでしょうか?
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転職の失敗 = 人生の失敗と思ってしまう理由
たとえば期末テストに失敗したからといって、人生失敗したとは思わないですよね。
期末テストも転職も失敗したからって死なないじゃないですか。同じですよ。
なのに、どうして転職の失敗だけが一大事になってしまうのか。その理由と対策を考えてみました。
理由1:収入源が会社のお給料しかない
会社をクビになったら即経済的死亡。確かにコレは怖い。
こう思ってしまうと、確かに転職に失敗するのが怖くなりますよね。
対策としては、収入源は複数持つことです。それによって精神的にも経済的も余裕が出ます。
普段から会社への依存度は出来る限り下げておくことです。
理由2:「会社の肩書き・年収」が自分の価値になっている
会社の肩書きや年収で自分の価値を測ってしまう。これは危険なことです。
肩書きや年収が下がると、自分の価値が下がる気がするんですね。
転職したら肩書きや年収が下がる可能性があります。だから転職に失敗したら、自分の価値が下がるので転職が怖くなる。
自分の価値感がないから、会社から与えられる肩書きや年収でしか自分を評価できない。それを失うのが怖くて会社にしがみつき続ける。
これって本当に不幸なことですよね。
対策としては、自分にとって幸せとは何かを知ることです。
お金があったら幸せ?それは嘘です。お金そのものになんの価値もありません。紙クズをもらっても、嬉しくもなんともないですよね。
でもお金は嬉しい。それはお金によって手に入れられる、「何か」のおかげで幸せなんですよね。それは何でしょうか?
この問いに答えられないなら、時間をとって考えてみたほうが良いかもしれません。
理由3:失敗経験が少なすぎる
成功はいつも失敗の先にしかありません。成功したければたくさん失敗する必要があります。
逆上がりだって、恋愛だって最初からアッサリ成功する人なんかいません。
何度も何度も失敗して、やっと成功できるんです。転職だって同じです。
キャリアアップしたい、年収アップしたい。今よりさらに成功するための転職なら、なおさらです。 1回の転職で成功するのは、ほぼ無理ゲーなんですよ。
本当に自分の幸せを追求したい、満足できる仕事を見つけたいと思うなら、失敗してもトライし続けるしかありません。足を止めなかった人だけが成功します。
でも失敗経験が少ないと、失敗するのが怖いんですよね。特に転職はまだ人生の一大事なので、さらに怖い。
対策としては、普段から苦手なことにトライすることです。
得意なことで失敗することってあまりないけど、苦手なことって失敗する可能性が高いですよね。
例えばわたしはバランス感覚があまり良くないので、バランスが大事なスラックラインが超苦手です。
自分よりも20歳近く年下の人に教えてもらいながら、何回もスラックラインから落っこちるという失敗を繰り返しています。
こういう小さい失敗を繰り返すことで、大きい失敗への耐性が少しずつ付いてきます。
自分が安全だと思える場所に止まること。これは、自分で自分の成長の機会を殺しているのと同じです。
失敗経験を増やして、失敗への耐性をつけましょう。
まとめ
転職の失敗=人生の失敗と思ってしまうのは、転職が怖いからです。
転職を過度に怖がらないための対策は3つです。
- 複数の収入源を持つ
- 自分の幸せが何かを知る
- 小さい失敗経験を積む
この3つの対策を心がけていれば、転職が大して怖くなくなります。そして転職に失敗しても、人生に失敗したとは思わなくなります。
「あ、ここは合わないなー。次いっちゃおう!」ってノリになれますよ。
転職の失敗=人生の失敗って思っている方、ぜひ試してみてくださいね!