転職後は環境がガラッと変わり、仕事も覚えないといけないことがたくさんあります。以前の職場と同様のパフォーマンスをすぐ出せる人の方が少ないでしょう。
そんな状況下だと自信喪失しがちです。「こんなに私は仕事ができない人間だったのか。。。ここでは通用しなそうだから、もう辞めたい」なんて思いつめてしまうことも。
でも、ちょっと待って。転職してすぐ辞める前に、このエントリを読んでください。
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転職してすぐ辞めたくなったら、このエントリを読んでくれ
転職してすぐ辞めると、その後の人生を詰む確率が高くなります。その理由を書いていきます。
転職直後の再転職には、誰もが納得する理由が必要
転職直後の再転職は、会社の採用担当にあまり良い印象を与えません。「すぐ会社を辞めてしまう、堪え性のない人なのでは」と思われてしまいます。
そこで必要になるのが、誰が聞いても「それは会社やめるよね」と納得する理由です。
例えば
給与の支払いがジンバブエドル。
自爆営業のノルマが年収を超える。
営業担当で入ったのに、クロコダイルの世話係りを命じられる。
こんな理由だったら、誰もが「それは会社辞めるよね」と思います。
今あなたが転職直後だけど、もう会社を辞めたくなっている理由は、本当に誰もが「それは会社辞めるよね」って納得する理由でしょうか。
この3つと同等か、それ以上にエクストリームな理由でしょうか。答えがNOなら、再転職は大変不利な戦いになります。
重複応募は受け付けてもらえないことも
転職直後の転職ということは、新たなスキルや業界知識をまだ獲得できていない状態です。そのため、前々職のスキルや業界経験を生かして転職することになるでしょう。前回の転職活動から、時間が空いていないので、業界の勢力地図も変わっていません。
つまり、あなたにとって魅力的な会社、入りたい会社が直近の転職活動から変わっていないということです。
ここで厄介になるのが「重複応募」です。企業の採用担当は、たいていデジタルで応募履歴を持っています。短期間に何度も応募してくる人は、「どこに応募したか管理できない人なのかな」と解釈して、それだけで書類選考で落とすこともあるとか。
「重複応募」と判断される期間は企業によってまちまちで、大体は半年〜1年です。半年〜1年を待つことができないと、希望よりもランクが低い会社しか選べない状況になるのです。
成長の機会を逃す
転職とは、圧倒的成長の機会でもあります。
新しい業務内容、今までと違う人間関係、 馴染みのない企業文化。それら全てが不安のタネになるでしょう。でも同時にそれは成長の機会なのです。
新しい業務を覚えることで自分の知見を広げ、新しく知り合った人と仕事して人脈を増やし、新たな企業文化に触れることで常識をアップデートする。
不安に駆られて必死に勉強もするし、仕事にも以前よりも打ち込むことになります。安心と退屈がセットであるように、不安と成長もセットなのです。不安から逃げることは、成長をあきらめることなのです。
あなたの今後の人生をより生きやすくするために
ビジネスの世界で勝つには何が必要だと思いますか?
スキル?人脈?業界経験?
それは「困難に打ち勝った経験」です。
「困難に打ち勝った経験」はあなたを強くします。そして、その後の人生をより生きやすくしてくれます。
今の仕事を辞めたい、自分はダメだと思っていますか?そんな時は、その状況を打開するために何をすればいいか考えて抜いて、やれること全部やればいいんです。その結果ダメだったら、「あ、ココは自分に合わない場所なんだな」と離れればいい。
離れるにしても、やれることを全部やり切ってからなら、必ず自分の中に残るものがあります。たった半年で、その後の人生がより生きやすくなるのなら、やってみる価値があるのではないでしょうか。
転職してすぐ辞めたい。そんな時は半年だけ働くことを目標にしましょう。どんなに辛くても不安でも、きっと道は開けます!