残業が多い仕事って辛いですよね。毎日会社に行って夜遅く家に帰ってきて泥のように眠るだけ。下手したら土日も呼び出されたり、仕事の連絡が来たりで心が休まる暇がない。
こんなに心が張り詰める毎日を送っていたら、どんなに健康な人でも病んでしまいます。また、残業が多い会社に勤めていると、自己啓発のために時間が使えず、目の前の仕事だけで消耗してしまうため、あなたのキャリアが行き止まりになる可能性が高いです。
結論から言って、残業したくないから転職するのはアリです。むしろ転職したほうがいいです。ただ、面接ではポジティブな伝え方をする必要があります。この記事では、残業が多いなら転職したほうがいい理由と、面接での建設的な伝え方をまとめます。
残業したくないから転職してもいい?転職理由をポジティブに!
残業が多いなら転職したほうがいい理由① 人生が貧しくなる
会社勤めをしていると、基本的に平日1日8時間は会社で仕事する必要がありますよね。これは1日8時間分の時間を会社に売ってお金をもらっているのです。
ところで、私たちの人生は何で出来ているでしょう。
答えは時間です。
人生は時間そのもの。あと何年、何か月、何日、何時間を生きることができるのか。この時間の長さが人生なのです。自分の人生を会社に切り売りして生きていくのは、資本主義社会では仕方のないことです。しかし、どうせならコスパの良い人生を歩みたいですよね。
なるべく少ない時間で多くのお金を貰いたい。1日8時間も会社に自分の人生を売ったらもう十分だと思いませんか?会社に時間を売れば売るほど自分の人生はどんどん貧しくなっていきます。
残業すれば残業代がもらえるかもしれません。でも、わずかなお金のために、どんどん人生の残り時間がすり減っていったらどうでしょうか?時間は絶対に取り戻すことができません。
なるべく残業をせずに定時で帰って、プライベートで家族の時間を持ったり、自己啓発のための学習をしたほうが人生は豊かになります。目の前の仕事だけで消耗していては、人生はどんどん貧しくなってしまいます。
残業が多いなら転職したほうがいい理由② 利益が出にくい会社だから
残業が多いということは、1日8時間以上は労働者を働かせないと利益が出ない会社にいるということです。つまり、一時間当たりの儲けが少ないから、時間量でカバーしているんですね。
このような稼げないビジネスモデルを持っている会社だと、いくら頑張って残業しても、しょせん斜陽産業です。毎月ちょっぴりの残業代はもらえるかもしれませんが、ボーナスがドカッと出たり、年収が大幅に上がったりすることはありません。
目先のお金でいいように使われてしまいます。
また、残業を減らす努力をしていない会社には、良い人材が集まらないので、さらに経営が苦しくなるという悪循環です。残業が多い会社で働いているということは、泥船に乗っているのと同じです。
遅かれ早かれ沈む運命なので、早めに脱出しましょう!
転職理由が残業の場合の前向きな伝え方
転職先の面接で、「残業が多いから転職したいです」と正直に話すのは、少し考えものです。面接の場では、直接残業の件について伝える必要はありません。では残業が多いから転職したいという気持ちをどのように前向きに伝えるべきでしょうか?3つ例をあげてみます。
- 「生産性を上げる活動がしたい」
- 「働き方改革に興味がある」
- 「作業効率改善が得意」
どの文章も「少ない時間で質の高いアウトプットを出すことに興味がある、またはそのような活動が得意であること」をアピールしています。つまり「効率良い働き方を志向する人間です。だらだら仕事して残業するようなことはしません」と言外に伝えることができるのです。
仕事に対して積極的な姿勢を見せられるし、「この人が来てくれたら仕事が楽になるかも」と面接官に思ってもらえます。その上で、逆質問タイムになったら「御社では作業効率改善などに取り組んでらっしゃいますか?」と聞いてみましょう。
この段階で歯切れがいい答えが返ってこないなら、その会社は残業時間の削減に無関心な会社である可能性が高いです。残業時間を減らしたいなら、このような会社には行かないことです。
まとめ 残業したくないから転職してもいい!
- 残業したくないから転職するのはアリ
- 残業すればするほど人生が貧しくなる
- 残業が常態化している会社は稼げないビジネスモデルなので、そこで頑張っても消耗するだけ
- 「残業したくない」気持ちは、「効率良い働き方がしたい」と前向きに表現しよう
あなたの転職がうまくいきますように!