上司の指示が曖昧だと、対応に困りますよね。実を言うと、最近私もフワっとした指示を出してくる上司に悩まされています。
上司 「おにぎりさん、アレさ、いい感じに最後の方まとめといてくれる?」
おにぎり「アレと申しますと。。。」
上司 「あの資料だよ!こないだ見たばっかりじゃん!(怒)」
おにぎり「ピャー(´;ω;`)」
世にすさまじきものは宮仕え。雇われのましてや部下の身分では、ここでブチ切れるわけにはいきません。
上司から曖昧な指示をされても、内容を理解し、上司が期待する以上のアウトプットを出していくのがあるべき部下の姿です。
そのために必要なのは、聞く技術、見切る技術、観察する技術です。
上司の指示が曖昧で理解できない!部下の対応法はどうすればいい?
上司の指示が曖昧で理解できないときの対処法① 聞く
上司に曖昧な指示をされたときに、まず確認するべきことは以下の3つです。
- 何が欲しいのか
- いつまでに欲しいのか
- なぜ欲しいのか
冒頭の例で確認するなら↓↓↓↓のような感じです。
おにぎり「あの資料とは、前回の定例会議で使用したコスト管理表でよろしいですか?」
上司 「おう!それそれ〜。そういうのもっとパッと出るようにしてよ」
おにぎり「期限は来週水曜までで大丈夫ですか?」
上司 「あーそんくらいでいいよ。急がないし」
おにぎり「差し支えなければ、何のために使われるか教えて頂けますか?」
上司 「部店長向けの月例報告会議で使うことになってさあ〜。俺なんか知らないけど会議呼ばれちゃってさ〜」
いちいち、一言多くてうざい上司ですね。死ねばいいのに。それはさておき、上司へのヒアリングして何の資料が、いつまでに、何のために必要か分かりました。
これによって自分がアウトプットすべきものと、その期限、どの程度の品質のものが必要かハッキリします。
例えば「何のために」が「上司がちょっと見たいだけ」だったら、ファイルをそのまま印刷して渡せばいいだけです。
しかし今回のように、公式の会議に出すなら、その会議で求められるレベルの品質の資料を作成しなければなりません。
上司の指示が曖昧で理解できないときの対処法② 見切る
曖昧な上司の指示に100%答えることはできません。なぜなら実は上司も自分が何が欲しいのかよく分かってないからです。
なんじゃそら!
自分が欲しいものがはっきりしていないから、指示内容が適当になるんですね。そんなあやふやな命令で作業しないといけない部下からしたら、たまったもんじゃないですが。。。とはいえ、日系企業ならよくある話なのです。
ヒアリングしてわかった以下の3つのポイントに沿って資料を作成する際に、一番大事なのは「見切る」こと。
- 何が欲しいのか
- いつまでに欲しいのか
- なぜ欲しいのか
期限の半日、一日前には必ず作業を終わらせて、上司に提出しましょう。あなたの提出物を見て、初めて上司は自分が欲しいものが何だったのか具体的に考え始めます。
そのため、提出物に対してダメ出しを食らう可能性が高いんですね。一発OKなんて夢のまた夢。最初はたたき台くらいのレベルでいいので、さっさと上司に作業結果を見せてあげましょう。
上司の指示が曖昧で理解できないときの対処法③ 観察する
そうは言っても上司が8割くらいの出来を期待しているのに、3割程度のものを出すと怒られるのは目に見えています。怒られるのを回避するのに必要なのは、普段の「観察」です。
上司がどんなレベルの資料だと喜ぶのか、反応が薄いのか、怒るのか、日ごろからウォッチしておきましょう。どれくらいのラインだと怒られるのか見えてくるはずです。
どうせ100点は取れないのです。怒られないギリギリのラインのアウトプットを出していきましょうw
まとめ 上司の指示が曖昧で理解できない!部下の対応法は?
・曖昧な指示を受けたとき、まず以下の3つについて確認しましょう。
- 何が欲しいのか
- いつまでに欲しいのか
- なぜ欲しいのか
・上司に提出するのは、期限の半日〜1日前倒しにしましょう。必ずダメ出しされるものと思っておきましょう。
・曖昧な指示をいつもする上司は、普段からよーく観察して「怒られないレベルの品質」はどの程度か把握しておきましょう。
上司は曖昧な指示を出してくる生き物です。うまく付き合っていきたいですね!とはいえ、バカばっかりであまりにも辛いなら転職を考えても良いと思います。自分より頭がいい人たちと仕事した方が、絶対成長速度が早いですからね。
最後までお読みいただきありがとうございました!