転職のきっかけは人それぞれ。一方でキャリア形成という観点では、転職を考えるべきタイミングというものがあります。
今日は、転職を考えるべきタイミング3つをまとめます。
転職を考えるべき3つのタイミング!決断に勇気は要らない!
転職を考えるべきタイミング① 今の職場でこれ以上成長できない
「目をつぶっていても仕事ができる」、「適当に仕事をしているのに回りに評価される」
今あなたがこのような状況にあるなら、これまであなたが一生懸命に仕事に打ち込んできた証拠です。努力の成果なので素晴らしいことです。
しかし、この先も同じことを続けていけるかどうか考えてみてください。変化の速いこの時代、残念ながら一生食べていけるスキルは存在しません。環境の変化に対応して、自らも変わっていける人だけが生き残れる世の中です。
今の仕事を続けていても、新しく学ぶこと・身に着けられることが何もない状態になったら、転職を考えるべきタイミングがきたということです。
転職を考えるべきタイミング② 年収が下がり続けている
お金だけが仕事を選ぶポイントではないです。しかし年収が下がり続けているときは、転職を考えたほうがよいです。
景気の波というのがあるので、会社の業績も浮き沈みがあります。1年や2年は業績が悪い期間はどの会社にもあるでしょう。しかし、福利厚生や手当がすこしずつ削られて、基本給も下がり続けるという状況が数年続いているなら、明らかに会社が沈みかけています。
業界ごと景気が悪いならまだ分かりますが、自社のみ業績が上がっていない状況なら、会社の辞め時が来ています。早めに逃げ出すことをおススメします。
沼の上に家を建てられないように、沈みかけの会社で頑張って働いても決して報われないのです。
転職を考えるべきタイミング③ 長時間労働・ハラスメントが横行している
残業時間があまりにも長くて体調が悪い、パワハラ・セクハラが横行している。
このように肉体的・精神的に悪影響を及ぼす環境なら、すぐに転職を考えるべきです。
人間は周囲に同調して慣れる生き物なので、「これくらいだったらほかの人も我慢してるし。。。」と、周りに合わせちゃうんですね。そして、異常な状況が自分にとって「当たり前」になってしまう。
カラダが悲鳴を上げていても自分で気づけない状態になり、最終的には病気になることも。私は一度パワハラが横行する職場で働いたことがあります。
仕事のできない人を、部長が「この給料ドロボー!」って皆の前で怒鳴ったりするんです。自分が直接怒鳴られたりすることはありませんでしたが、見ているだけで苦痛だったので、それが原因で結局退職しました。
怒鳴るのもパワハラです。前からいる人たちは、怒鳴られることを何とも思ってない様子でした。すっかり慣れちゃったんですね。怒鳴るのが当たり前と思い込まされた人たちが、さらにその下の人たちを怒鳴る。悪循環が定着した職場でした。
まともな精神なら、人前で怒鳴られることが、どれほど苦痛なことか容易に想像がつくはずです。しかし、言葉の暴力にさらされ続けると、感覚がマヒしてしまうのです。
あなたがこのような職場にいるなら、転職を考えるべきタイミングは今です。自分のカラダとココロは自分で守るしかありません。
まとめ 転職を考えるべきタイミング3つ
転職を考えるべきタイミングは以下の3つです。
あなたが今、このような状況にいるなら会社の辞め時が来ています。
- 今の会社でこれ以上学ぶことがない
- 数年続けて年収が下がっている
- 長時間労働・ハラスメントが横行している
何のために仕事をしているかといえば、誰しも幸せになるために仕事をしているはずです。
退屈なやりがいのない仕事に耐え続けたり、働いても働いても生活ギリギリのお給料しかもらえず辛い思いをしたり、パワハラ・セクハラで病んでしまったりするために働いている人はいないはずです。
転職を考えるべきタイミングは、自分の新しい幸せを模索するべきタイミングでもあります。
転職サイトに登録して新しい幸せを探してみよう
毎日会社と家の往復だと、「新しい幸せ」ってどんなものかイメージしづらいですよね。まずは世の中にどんな会社があってどんな仕事があるのか知るために、転職サイトに登録してみることをおススメします。
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