こんにちは!おにぎりです!
転職後は人間関係もガラッと変わってゼロから構築しないといけません。
馴染めなかったり、職場の雰囲気がなんとなくギスギスしてたりすると、「ああ、なんだか人間関係が悪いのかな。居心地悪いなぁ」って不安な気分になっちゃいますよね。
私は転職経験が3回ありますが、毎回同じような思いをしています。
でも大丈夫!実は転職後の人間関係の良い悪いはすぐには決まらないので、馴染めなくても怖がる必要はないんです。
今回の記事では、その理由と馴染めない時期の過ごし方をまとめます。
転職後の人間関係に不安を感じている人の参考になれば嬉しいです。
転職後の人間関係の良い悪いはすぐ決まらない!馴染めなくても怖がらないで!
転職後の人間関係にすぐ馴染めなくて当たり前
まず大前提として、転職後の人間関係にすぐに馴染めないのは当たり前なのです。
これはチームビルディングの4段階モデルで説明できます。
チームビルディングの4段階モデルとはB.W.タックマンが1965年に提唱したモデルです。
50年以上前の理論ですが、チーム形成の段階について説明するために十分に有効なモデルです。
チームビルディングの4段階モデルとは、チーム形成してそのチームで仕事を円滑に実行できるようになるまでには、以下の4つの段階を踏むことになるというものです。
- 成立期
- 動乱期
- 安定期
- 遂行期
成立期はチームが作られたばかりの状態。
動乱期はチームメンバーが組織や仕事に不安を覚えたり、メンバー間で対立したりしている状態。
安定期はメンバーの役割、責任が決まり、メンバー間の相互理解も進んだ状態。
遂行期はメンバーそれぞれが自立し、組織のゴールに向かって割り当てられた仕事を実行していっている状態。
中途採用者は必ず2段階目の動乱期を経験します。
なぜならこの動乱期を経ないと、メンバーとの相互理解も進まないし、仕事上の役割・責任も明確にならないからです。
動乱期にメンバー間の対立や仕事の割り当てが不安定になるのは当然なのですが、いきなりその状態に放り込まれると、「人間関係悪いのかな。。。」って見えてしまうんですね。
安心してください、人間関係が悪いわけではなくて、安定に向かって一時的にチームがゴタゴタしているだけなのです。
転職後の人間関係に中途採用者が馴染めなくても本人に問題はない
転職後の人間関係に馴染めなくても、中途採用者のあなた自身に問題はありません。
先ほど見たように、中途採用者はチームビルディングの4段階のうち、2段階目の動乱期を必ず経験するものです。
それに加えて、誰にとっても変化は不快なものです。
中途採用者という存在そのものが既存メンバーからしたら異分子であり、不快な変化なのです。
無意識のうちに、異分子を不快なものとして扱ってしまうのは人間の本能として仕方のないことです。
毎日顔を見ているうちに、だんだん回りの人があなたという存在に慣れてくることで、異分子ではなく同じカテゴリーの人間として扱ってくれるようになります。
長くても1か月程度で回りの人もあなたに慣れてくれるので、毎日会社に来て顔をみせていればOKです。
転職後の人間関係にまだ馴染めないときの過ごし方
とはいえ、転職後の人間関係になじめない時期はつらいですよね。
自分には責任はないこと、責任と役割がはっきりしたら仕事も落ち着くことを認識しつつ、淡々と毎日仕事にとりくみましょう。
人間は行動でしか評価されません。
合コンや異業種交流会や趣味の集まりなら口のうまさや人当りの良さで仲良くなったりできます。
でも職場においての評価の軸は、「仕事ができる人かどうか」これだけです。
どんなにおしゃべりが楽しい人でも、どんなに見た目が良い人でも、どんなに優しい人でも、仕事ができなければ「悪い人」になってしまうのが職場です。
短期間で評価を得ることは難しいので、一つ一つの仕事の期限や品質をコツコツと積み上げていきましょう。
まとめ 転職後の人間関係の良い悪いはすぐ決まらない
- 転職後の職場ですぐに馴染めないのは当然。なぜならチームの動乱期だから。
- 動乱期をこえればチームの安定期に入って落ち着いてくる
- 中途採用者は異分子なので、以前からいた人からしたらそれだけで不快な存在。1か月くらいで周囲が慣れてくれるので、それまでの辛抱
- 職場に馴染むには毎日淡々と仕事に取り組み、コツコツと評価を積み上げていくしかない
いかがでしたか?
転職後の数か月はだれでも辛いものです。それでも辛いということは、以前より成長できる環境にいるということです。
あなたは今、上に向かって進んでいる道中です。先が見えなくても一歩一歩進んでいくことで、少しづつ霧が晴れるように視界が開けてきますよ。
あなたの転職後の人生が実り豊かなものになりますように!