上司によるマクロマネジメントに苦しめられていませんか?やたら細かいことをうるさく指示してくる。どんなことにでも報告を求める。予定と実績の違いをネチネチ指摘してくる。
こんな上司についてしまうと、ホント精神的につらいですよね。
実を言うと、私はマイクロマネジメントをしたことも、されたこともあります。だから両方の気持ちが良く分かります。
対処法としては、時間と成果で上司の指示の一つ先をとることです。
細かいことにうるさい上司への対処法!マイクロマネジメトを改善しよう
あなたが上司からマイクロマネジメントされる理由
まず、なぜ上司がマイクロマネジメントをしてくるかを考えてみましょう。それは上司があなたの事を信頼していないからです。とはいえ、あなたに非はないんですよ。単に上司のマネジメトスキルが低くて、人を信頼して仕事を任せるってことができないんです。
人に任せたら仕事が回らなくなるんじゃないかと不安なので、上司が自分で全部コントロールしようとしてしまうんですね。特に女性に多い傾向かもしれません。細やかな心配りが裏目に出ちゃうパターンですね。
マイクロマネジメントから自由になるためには上司を安心させる必要がある
マイクロマネジメントを改善するには、まずあなたに仕事を任せても安心だと上司に思ってもらう必要があります。
手取り足取り指導してもらわなくても、あなたが思っているとおり仕事が進みますよってコトを教えてあげればいいんです。具体的には上司が期待する少し先に仕事を仕上げる、上司が期待する少し上の成果物を出すことです。
マイクロマネジメントを改善する方法① 時間を先取りする
私は転職後に、このようなマイクロマネジメントの手法を使う上司にブチあたりました。まだ業務に全く慣れてない私に対して、矢継ぎ早に仕事をボンボコ投げてくる。おまけに重箱の隅をつつくような指摘をしてくる。会議の席上でもお構いなし。
当時の私にとって、この上司のマイクロマネジメントはかなりのストレスでした。しかし、少し仕事に慣れてきてからは、上司の指示を上回るスピードで仕事を返せるようになりました。おかげで上司が仕事に口を挟んでくることは格段に減りました。
早め早めに報告することも、上司を安心させるようです。
マイクロマネジメントを改善する方法② 成果を先取りする
例えば上司に「〇〇さんに■■のやり方聞いといて」と言われたとします。「オイオイ丸投げかよ〜、言われたことだけやっておけばいいや〜」と、単にやり方を聞いてくるだけではNGです。上司に求められているアウトプットは何なのか、そのアウトプットをどう上司が使うつもりなのか考え抜いて行動しましょう。
ここで丸聞きしちゃうとマイクロマネジメントが逆に加速してしまうので気をつけてください。普段から上司の考え方や行動を観察し、上司が何を求めているのか理解に努めましょう。
冒頭の例だと、上司が他のプロジェクトで■■を始めようとしている、そのために情報が欲しいんだと分かれば、
■■についてのヒアリング結果のまとめ
■■についての簡単なマニュアル
他のプロジェクトに■■を展開するときの注意点まとめ
などなど、上司が欲しいものを先取りして作る事ができます。
上司に仕事を丸投げされた時ほど、先取りした成果を出して、上司の信頼を勝ち得るチャンスなのです。
まとめ 細かいことにうるさいマイクロマネジメント上司への対処法
- 上司がマイクロマネジメントをしてくるのは、あなたを信頼していないから
- 単純に上司のマネジメントスキルが低いだけで、あなたに非はない
- 上司の期待を上回るスピードと成果を出せば良い
- 上司の期待を知るために普段から上司をしっかり観察しよう
残念ながら、会社員は上司を選べません。うざい上司に当たっても、交代させることはできないのです。マイクロマネジメントは面倒ですが、「あらあら、まだマネジメントに慣れてないのね〜」と、一枚上手の余裕を持って対応しましょう!