「仕事は我慢するもの」なんて思っていませんか?もし、あなたが「仕事は我慢して当たり前」と思っているなら、残念ながらあなたは、どこまで我慢しても仕事ができないままです。
「仕事ができる人」とは「自分以外の人間をうまく動かせる人」、「成果を出せる人」、「状況を良い方に変えられる人」です。我慢していては誰も動かせないし、何の成果も出せないし、状況を変えることもできません。
仕事が辛くて我慢するのは時間の無駄です。やるべきことは改善のための行動です。これを続けることで、「仕事ができる人」になり、徐々に我慢しないといけない状況が減るのです。
この記事では仕事で辛いことがあっても、我慢することなく対処する方法をまとめます。
仕事が辛いけど我慢するのは時間の無駄!必要ない我慢をしない方法
仕事に必要なのは我慢ではなくて改善である
我慢は単なる自己防衛です。自分を守るのはもちろん大事なことです。でも我慢だけが自分を守る方法ではありません。そして我慢を続けるのは、職場における自己防衛方法としては、下の下です。
なぜなら我慢をしていると、その場はやり過ごせるかもしれませんが、成長や改善の機会を失い続けるからです。その結果、さらに弱い人間になり、我慢を続けるしかなくなるのです。我慢して何でも受け入れてしまったいると、自分の人生のコントロール権を失ってしまうのです。
仕事で嫌なこと・辛いことがあって我慢するのは思考停止しているだけ
仕事で嫌なこと、辛いこと、たくさんありますよね。「仕事にやりがいが感じられない」、「仕事が忙しいのに給料が上がらない」、「上司の指示が曖昧すぎて何をしていいか分からない。結局怒られてばかり」などなど。職場では星の数ほど辛いことがあります。
でもそこで我慢してはいけません。我慢とは「嫌だよー、辛いよー」と感じているけど、それを改善するために何も行動を起こしていない状態です。言ってみれば思考停止しているのです。思考停止している人は、今の変化の早い世の中では、現状維持すら難しいので、どんどん我慢しないといけない状況に追い込まれます。
仕事が辛いときには原因と対策を考えて行動しよう
あなたは木じゃないんです。自分の頭で考えて、自分の足で自分の好きな方向に歩いていけるんです。なぜ自分が我慢しないといけない状況に陥っているのか、どうやったらその状況を変えることができるのか、よく考えて行動しましょう。
例えば上司の指示が曖昧で辛いなら、なぜ上司がそのような適当な指示をするのか考えてみましょう。上司も仕事の内容をよくわかっていないだけかもしれません。そうであれば、あなたが上司よりも仕事の内容に詳しくなって、むしろ上司に教えてあげられるくらいになればいいだけの話です。
状況を変える力は、行動することでしか身につかない
「そんなこと言われても、私には今の状況を変えることなんてできない」と感じる人がいるかもしれません。最初から状況を変える力を持っている人なんていません。
よく考えて改善するために行動する。失敗する。もう一度考える、行動する。少しだけ状況を改善することができる。こんな行動を繰り返して行くことでしか、状況を変える力は身に付かないのです。被害者ヅラして我慢している人には、一生手に入れることができない力です。
改善の余地が一切ない会社なら、転職するのもアリ
しかし、改善の余地が一切ない会社も存在します。私がうっかり転職したベンチャー起業もそうでした。会社の社長が朝から「この給料ドロボー!」と、怒鳴り散らすのが当たり前のパワハラが横行する会社でした。私は1ヶ月で見切りをつけてやめましたよ。
改善のために行動したくても、受け入れられる素地が全くなかったから、さっさと転職しました。泥沼の上にビルを立てられないのと同じで、改善の余地がない会社において状況をよくする事はできません。【リクナビNEXT】などに登録して、マトモな環境へ転職することをオススメします。
いかがでしたか?
あなたが今、仕事で辛くて・苦しくて我慢しているのなら、少しだけ考え方を変えてみましょう。「どうして今自分は苦しい状況におかれているのか」、「この状況を変えるには何をすればいいのか」を考えてみてください。そして、明日会社に行ったら、一つでもいいので、状況をよくするために行動してみてください。
あなたの社会人生活がより豊かなものになることをお祈りしています!