やるべき仕事がたくさんあって、頑張っても終わらない。毎日一生懸命に残業してるけど、上司に怒られてばっかり。どんなに気をつけても、ミスがなくならない。
こんな状態が続くと、「私は仕事ができない人間なんだ。。。」って思っちゃいますよね。
でも大丈夫!安心してください。あなたは仕事ができない人間ではありません。「数値化」を知らないだけです。「数値化」が出来るようになれば、残業することなく効率的に仕事を進められるし、上司にも評価されるし、ミスも少なくなりますよ。
この記事では仕事が出来るようになるコツ、「数値化」についてまとめます。
仕事ができない人が仕事ができるようになるコツは数値化だ!
数値化できない人は仕事ができない理由
おにぎりはプロジェクトマネージャーです。担当者の唐揚げ君が、昨日締め切りだった成果物をまだ出してこないので、状況を確認しようとしています。
おにぎり: 唐揚げ君、お願いしてた仕事は今どんな状況なのかな?何か手伝うことあるかな?
唐揚げ君: あっ、もう大体終わってるんで大丈夫っすー
おにぎり: あとどれくらい残ってる作業量があって、それを終わらせるのに何時間かかるのかな?
唐揚げ君: えーっと、ちょっといっぱいあるって言うか
おにぎり: 「ちょっといっぱい」の定義とは
唐揚げ君: あーっ
唐揚げ君の例のように、仕事ができない人は、仕事に関して数値化するということをしません。
だから、自分がどれくらいの作業量を抱えているか、どれくらい完了するまでに時間が必要か分かりません。とりあえず目の前のやらないといけないことを、頑張ってこなしているだけです。こんな状態では仕事ができるようになるはずありませんよね。
仕事とはリソースを最大限効率よく使うゲームである
仕事とは、最小限の時間・人・お金のリソースで最大限の成果を得るゲームのようなものです。だから自分の手持ちのリソースはどれくらいか、自分が手がけるタスクはどれくらいのリソースを消費するのか把握する必要があります。この把握が正確であればあるほどゲームに勝つ確率が高くなります。
仕事ができるようになるために、数値化するクセをつけよう
自分がやらないといけない作業量と、それに必要な時間は常に数値化して把握するクセを身につけましょう。
おにぎり:唐揚げ君、お願いしてた仕事は今どんな状況なのかな?何か手伝うことあるかな?
唐揚げ君:データチェック残り300件、100件あたり1時間で3時間かかる見込みです。異常データを発見した場合には、調査依頼が発生するので、一件あたり20分程度は追加で時間がかかります。
どうでしょう?唐揚げ君が一気に仕事が出来る男に思えませんか?このような回答がパッと出来るようになれば、上司からの評価も自然に上がります。
数値化するとミスが減る理由
仕事の数値化が出来るようになると、仕事のミスも減るようになります。なぜなら、まず第一段階として、自分の仕事量をさばくのに、どれくらい時間がかかるように見積もれるようになる。そうすると次の段階として、仕事の品質を上げるにはどうすればいいか考える余裕ができるようになるからです。
そして仕事の品質を上げるためにかかる時間も段々と見積もれるようになります。自分では期限内に求められた仕事の量と質をこなせるか見通せるようになるので、人にお願いするのも上手になります。自分一人でたくさんの仕事を時間ギリギリに終わらせていたら、品質が上がるわけがありません。人の力を借りることで、より多くより品質の高い仕事を仕上げられる人に少しずつ近づいていきましょう。
まとめ 仕事ができない人が仕事ができるようになるコツは数値化
- 仕事とは、最小限の時間・人・お金のリソースで最大限の成果を得るゲームである。
- 自分が使える時間、自分が抱えている作業量を数値化して正確に把握できるようになるのが、仕事ができるようになる第一歩。
- 仕事の状況を数値化して上司に報告出来るようになると、上司からの評価が上がる
- 仕事量にかかる時間を見積もれるようになると、仕事の品質を上げる余裕もできるのでミスが減る
いかがでしたか?
「仕事ができない」のは単純に正しいやり方を知らないだけです。「数値化」のコツを利用して、仕事ができる人に少しずつ近づいていきましょう!