私はリクルートエージェントを利用して転職に成功しました。これから転職を考えている方に、リクルートエージェントを使った私の転職体験談と、リクルートエージェントを利用して良かった点・悪かった点の感想をお伝えします。
結論から言って、私はリクルートエージェントに転職をしっかりサポートしてもらえました。次回転職するときにも、まずはリクルートエージェントに登録しようと思っているくらいオススメです。
この記事が、転職エージェントに登録しようかどうか迷っている人の参考になれば嬉しいです。
- 【転職】リクルートエージェントを利用して成功した体験談!良かった&悪かった感想まとめ
- リクルートエージェント利用の一般的な流れ!登録から退会まで
- リクルートエージェントを実際に利用した体験談
- リクルートエージェントを利用した感想
- 転職エージェントは複数登録がオススメ
【転職】リクルートエージェントを利用して成功した体験談!良かった&悪かった感想まとめ
私がリクルートエージェントを選んだ理由
非公開求人数が多い
まず最初にリクルートエージェントに登録したのは、非公開求人が多いと聞いたからです。時期によって変動はありますが、転職業界最大の150,000件もの求人があるそうです。私はリクルートエージェントを利用したときは40歳を過ぎていたので、仕事内容の専門性がかなり高くなっていた状態でした。なので、なるべく求人数が多いところで活動したほうが、自分の専門性に合致した転職ができるかもと考えました。
大手で一番有名なので安心感がある
リクルートエージェントといえば、大手転職エージェントの中で一番有名なので安心感がありました。実を言うと20代でも転職活動を行ったことがあるのですが、やはりあまり有名でない転職エージェントだと、求人数も少ないし、サポート内容もイマイチだったんですよね。
大企業・ホワイト企業の求人が多い
最初は転職サイトの【リクナビNEXT】に登録して、どんな求人があるのか確認していました。そこそこ大企業やホワイト企業の求人があったので、より求人数が多いリクルートエージェント に登録してみることにしました。
私がリクルートエージェントを使った経験に基づいてオススメする理由
リクルートエージェントの利用は完全に無料
リクルートエージェントの利用は完全に無料です。転職者側はリクルートエージェント に1円もお金を払う必要はありません。転職サポート期間は基本的に3ヶ月と言われていますが、もしあなたの転職活動が3ヶ月以上長引いても、企業に応募したり、面接を受け続けたりと活動を続けている限り、リクルートエージェントはサポートを続けてくれます。もちろん3ヶ月を越しても追加料金などは発生しません。
リクルートエージェントで無理に転職を進められることはない
転職エージェントに登録すると、絶対に転職しないといけないのでは?と警戒する人もいるかもしれません。でも心配は無用です。強引に転職を進められることはありません。その理由は転職エージェントのビジネスモデルにあります。
転職エージェントは会社側に転職者を紹介することで、会社側からお金をもらっています。もし転職者が入社後半年以内に退職してしまったら、そのお金を返さなくてはいけません。これだと転職エージェントは働き損ですよね。これはリクルートエージェント の同様です。だから無理矢理に転職を勧められるようなことは絶対にありませんよ。
転職前・転職活動中・転職後のすべてのフェーズで手厚くフォロー
リクルートエージェントは転職前・転職活動中・転職後の全てのフェーズにおいて、手厚いフォローをしてくれます。転職前は、転職理由・志望動機などを丁寧にヒアリングしてくれます。転職活動中は応募書類の添削・面談日程の調整などをサポートしてくれます。また内定したらサヨナラではなくて、現職の退職手続きのアドバイスをくれたり、転職後の辛い時期の相談にものってもらえます。
ハイキャリア人材の転職に力を入れている
転職市場は活況ですが、その内実は二極化が進んでいるそうです。プロジェクトマネジメントができたり、高度な技術を持っているハイキャリア層とその他の層です。リクルートエージェントは、2018年からハイキャリア人材の転職に力を入れており、年収のレンジが高いほど有能なキャリアアドバイザーが付きます。転職においてキャリアアドバイザーの推薦状もかなり効力を発揮します。高収入を目指す方にはオススメです。
IT業界・コンサルティング業界に強い
リクルートエージェントはIT業界、コンサルティング業界において強みを持っています。案件数も多いし、コンサルティング業界については専門のキャリアアドバイザーが存在します。
リクルートエージェント利用の一般的な流れ!登録から退会まで
転職支援サービスの申し込み
まずは【リクルートエージェント】のページから登録を行います。
求人情報確認・サービスの連絡
登録した情報をもとに、キャリアアドバイザーが割り当てられます。キャリアアドバイザーがあなたにあった求人があるか確認し、求人があればメールで面談日程について調整依頼が来ます。
キャリアアドバイザーとの面談・相談
キャリアアドバイザーとの面談を行い、あなたの転職理由・希望職種などについてヒアリングを行います。電話でも面談は可能です。もちろん平日夜、土曜日曜も受け付けてもらえますよ。
求人紹介・書類添削・面接対策
面談でヒアリングした内容に基づいてキャリアアドバイザーから求人が送られて来ます。やりとりにはリクルートエージェントが用意している、パーソナルデスクトップというアプリを使います。会社側に送る職務経歴書や履歴書の添削、面接の練習もしてもらえますよ。
応募・書類選考・面接
パーソナルデスクトップで受けてみたい企業を選んで応募申し込みをします。応募申し込みをしたらすぐに企業側に連絡が行くのではなく、一旦キャリアアドバイザーが確認しているようです。書類選考の結果、面談日程の調整もパーソナルデスクトップで行います。
内定・退職交渉・入社
めでたく内定が出たらひとまず安心!福利厚生や年収などについてはリクルートエージェント経由で確認してもらえます。年収交渉や入社日の調整もお願いできますよ。
リクルートエージェントを実際に利用した体験談
では私が実際にリクルートエージェントを利用した体験談を書いていきますね。
転職前の準備
リクルートエージェントに登録
【リクルートエージェント】のページから登録を行います。転職理由、希望職種など転職に関する情報を埋めて行くイメージです。キャリアアドバイザーは年収と希望職種に基づいて決まるそうなので、少なくともこの項目についてはしっかり考えて登録したほうが良いです。
リクルートエージェントとメールでやりとり
リクルートエージェントから紹介できそうな求人があるので、面談しましょうとメールが来ました。リクルートエージェントは紹介できる案件がない場合は、面談を断る場合もあります。私も断られた経験があります。しかし紹介できる求人があるかないかは単純にタイミングの問題です。お断りメールが来ても心を折らなくて大丈夫ですよ。断られても間をおいて再登録したら、あっさり面談してもらえるケースもあります。
パーソナルデスクトップの開設
面談前にリクルートエージェントが用意しているアプリ パーソナルデスクトップを解説するようにキャリアドバイザーから依頼がありました。私は時間がなかったので、必須項目だけ登録しました。これはちょっとマズかったみたいで、面談前にキャリアアドバイザーから再三にわたって必須項目以外も入力するようにメールが来ました。(すみませんでした。。。)
キャリアアドバイザーとの面談は、この登録内容に沿って行われるので、必須項目だけでなく全ての項目をキチンと登録しておくことをオススメします。
リクルートエージェントとの面談
東京駅にあるリクルートエージェントで直接面談してもらいしました。日曜日の午後でしたが、あまり人はいませんでした。面談では転職理由や志望動機などについて、かなり突っ込んだ質問をされました。事前に整理していったほうが時間を有効に使えると思いました。面談の場でパーソナルデスクトップから求人を探してもらいました。私の場合は、ドンピシャの求人があったので結構テンション上がりましたね。
リクルートエージェントの求人紹介
面談の際に選んだ求人に類似したものが、キャリアアドバイザーから送られて来ます。ちょっと合わないなーってものもいくつか混ざっていました。
リクルートエージェントでの求人申し込み
リクルートエージェントのアプリ パーソナルデスクトップ上では求人票とエージェントレポートがセットになっています。求人票は企業側から発信された仕事内容や待遇、必須スキルなどの情報が載っています。エージェントレポートは、リクルートエージェント側が作成した、企業に関するレポートで、実際にその会社で働いたらどんな雰囲気なのか分かる内容になっています。私は求人票とエージェントレポートの両方をじっくり読んで、求人申し込みを行っていきました。
キャリアアドバイザーの交代もOK
実を言うと、面談であったキャリアアドバイザーの人は、私の専門領域について知識が薄い人だったのでお願いして交代してもらいました。交代に関しては、面談後にキャリアアドバイザーの上司らしき人から「本日の面談についてご不満ありませんか?」とメールが来たので、それに返信する形で連絡しました。少々心苦しかったですが、転職は人生の一大事なので、やっぱり納得する形で勧めたかったのです。
交代をお願いするメールには、「キャリアアドバイザーさんには何の問題もない、非常によくして頂いた。自分の専門領域が微妙に違うのだけが問題。キャリアアドバイザーさんがお気を悪くしないようフォローお願いします。」と書いておきました。
転職エージェントのサポートを受けながら転職活動開始
職務経歴書の添削
求人を申し込んだ後に、職務経歴書をキャリアアドバイザーから企業側に送付してもらいます。そのタイミングで職務経歴書の添削をしてもらいました。添削というか、そもそも私が使用していたフォーマットがダメすぎて、一から作り直しでした。面倒でしたが、その結果として書類選考通過率が50%を超えたので、キャリアドバイザーに診てもらって良かったです。
キャリアアドバイザーに書いてもらった推薦状の確認
キャリアアドバイザーから企業側に推薦状を出してもらえます。事前に内容を確認させてもらいました。面談時にヒアリングしてもらった内容が書かれていました。私は転職を3回しているので、転職回数ごとに転職理由・志望動機をまとめてくれていました。実際に面談したときに、面接官の人がこの推薦状を手元に置いているのを何回か見かけたので、重視されているように感じました。
面接対策セミナーの参加
キャリアアドバイザーの勧めで、リクルートエージェントで主催されている、面接対策セミナーにも参加しました。場所は有楽町。30人程度の集合研修のような形でした。長らく転職エージェントで働き、採用官も務めた方が講師で1時間ほどでした。ワークなどもあり、テンポも良く、全く退屈しないセミナーでした。実践的な内容で、面談準備の役に立ちました。
実際の転職面談から内定までに受けた転職エージェントのフォロー
面談日程調整
私の場合は書類選考通過率が50%を超えてしまったので、面談日程の調整がとんでもないことになりました。パーソナルデスクトップ上で、企業側が希望日時を指定してくるので、その中から選ぶ形で日程調整を進めました。個人で応募していたら、とてもさばけなかったと思います。
模擬面接
キャリアアドバイザーにお願いして模擬面接をやってもらいました。面談は電話でも対面でもOKです。私の場合は、まず事前に面談のスクリプトを作成して、キャリアアドバイザーに確認してもらいました。その後に電話でスクリプトに対してコメントをもらってから、面談練習です。いきなり面談練習をして、その中でダメ出しを食らうより、効率的に時間を使うことができたので良かったです。
面接後のフォローの電話
面談後は基本的にパーソナルデスクトップで、面談を受けた後の志望度、感想、どんな質問を受けたかなどの情報を入力します。ただ「以降の面談は辞退したい」など、キャリアアドバイザーの介入が必要なことを書いた場合には、キャリアアドバイザーからフォローの電話がかかってきます。私は面談を受けて、面接官の態度があまりにも感じ悪すぎたので、「以降の面談は辞退したい」って書いたことがありました。
面接後の企業からのフィードバック
キャリアアドバイザー経由で面談後の企業側のフィードバックを受けることができます。転職者との面談を通して、企業側が良いと思ったこと、心配に感じたことなどをメールで連絡してもらえます。特に心配に思ったことは、その次の面談で必ず質問されます。キャリアドバイザーにお願いして、フィードバックは必ずもらうことをオススメします。
面接結果の連絡
面接結果の連絡はキャリアアドバイザーからメールできます。だいたい3〜5営業日で結果がきていました。あまり動きが遅い場合には、キャリアアドバイザーを通して催促することもできます。
内定済みの会社の内定受諾日と、第一希望の会社の面談日の調整
だいたいどの企業も内定の通知を受けてから5営業日以内に、内定を受諾する必要があります。5営業日を過ぎちゃうと、内定取り消しになっちゃうってことですね。私は内定が出たけど、ほかに行きたい会社がありました。キャリアドバイザーにお願いして、内定通知日と、第一希望の会社の面談日・内定を調整してもらいました。この時は本当に綱渡り気分でしたね。
会社の入社日の調整
内定をもらった会社は、翌月の1日から入社すると面談では話していました。しかし実際に内定が決まると「休みてえなー」って気分になってしまい、月の半ばからの入社にしてもらうよう、キャリアアドバイザーに調整してもらいました。理由は「家庭の事情」ですw
年収の交渉
面談では年収の交渉とかはしにくいですよね。私の場合は大企業→中小企業だったので、福利厚生が少なくなりました。福利厚生が少なくなった分、可処分所得が減るので年収を上げてもらうよう、キャリアアドバイザーに交渉してもらいました。年収交渉はキャリアアドバイザーがやってくれるとはいえ、正当な理由は自分で考える必要があります。
退職手続き・転職後の転職エージェントのフォロー
退職に伴う手続きのサポート(ボーナス・有給休暇)
内定をもらったら、あとは退職!「引き止め工作に合わないよう、二人三脚で乗り切りましょう!」と力強いコメントをキャリアアドバイザーからもらいました。退職に関する注意点など、まとめたドキュメントをもらうことができ、参考になりました。ボーナスも有給休暇もしっかり頂いて退職しましたよ。
転職後のフォロー
転職後はかなり精神的に辛かったです。転職3回目とはいえ、環境や仕事内容がガラッと変わると、ストレスが大きいんですね。あまりにも辛過ぎて「もう転職したいですうー」と担当してもらったキャリアアドバイザーに泣きつきました。親身に話を聞いてくれ、辛い状況を乗り切るためのアドバイスももらうことができました。もうお金には繋がらないのに、しっかり対応してくれて感謝しています。
リクルートエージェントの退会
入社日が決まった時点で、キャリアアドバイザーからサポート終了の確認があります。確認OKすると、メールも来なくなりますし、パーソナルデスクトップも見れなくなります。キャンセルページから退会もできますが、次回また転職するときに一から情報を登録しないといけなくなるので、私は退会処理はしませんでした。
リクルートエージェントを利用した感想
リクルートエージェントを利用して良かったこと
- レスポンスが早い
- 面談日程調整・年収交渉・入社日調整など面倒なことは代わりにやってもらえた
- 転職後まで真摯に対応してもらえた
リクルートエージェントを利用して悪かったこと
- 担当のキャリアアドバイザーが休みのときに、交代で担当になったキャリアアドバイザーが感じ悪過ぎた
転職エージェントは複数登録がオススメ
自分で求人を探して転職活動を進めるより、転職エージェントに登録した方が早期に転職を決められますよ。大手の転職エージェントだと、サービス内容にそれほど差はないのですが、一対一で対応してくれるキャリアアドバイザーの質は正直まちまちです。私はたまたま良いキャリアアドバイザーに巡り会えましたが、最初はハズレだったし、担当キャリアアドバイザーが休みの時の代わりの人もハズレでしたしね。。。
転職が早く決まるかどうかは、キャリアアドバイザーの質にも左右されます。自分と相性が良く、質が高いキャリアアドバイザーに当たる可能性を上げるために、複数の転職エージェントに登録することをオススメします。私は3回転職しましたが、毎回【リクルートエージェント】、【DODA】 、
【@type転職エージェント】の3つの転職エージェントに登録していますよ。
あなたの転職がうまく行きますように!