今の自分の仕事に飽きていませんか?朝起きて、会社に出かけるときに「あーまた会社かよ」と思っていませんか?会社のデスクでルーチンワークに囲まれてうんざりしていませんか?
私にも仕事にすっかり飽きていた時期がありました。その頃の私の願いは「月曜日に出社することが楽しみになること」でした。同じ会社で6年ほど経った時期で、部署移動もなかったので、すっかり飽きちゃってたんですね。
仕事に飽きたということは、自分がその場所に収まらないレベルまで成長した証拠です。さらに成長をしたければ、自分の実力より少し高い目標を目指せる環境に移るしかありません。仕事に飽きたタイミングは成長への道が見えるタイミングでもあるのです。
仕事が退屈でつまらない、モチベーションが上がらない!転職すべき?
仕事が退屈でつまらない=あなたが成長した証拠
仕事が退屈でつまらないのはあなたが成長した証拠です。今の仕事を始めた当初の自分の仕事ぶりを思い出してみてください。分からないことだらけで、周りの人についていくのが大変ではなかったですか?
私も仕事をはじめた最初の頃は、右も左も分からなくて毎日半べそレベルでテンパっていました。それが5年以上同じ仕事をやっていると、すっかり慣れてしまって、「またこの仕事かよー」と片手間でできるように。最後の方はあまりにも仕事がヌルいので、「このままこの環境にいると、頭が悪くなってしまうかも。。。」と恐怖すら覚えました。わたしはストレングスファインダーでも最上志向が一番強いので、「成長が止まる=死」と捉えてしまうんですね。
ここまで極端でなくても、今の仕事が退屈でモチベーションがあがらないなら、あなたの成長はそこで止まってしまっています。あなたは今の会社では収まらないくらいに成長しきったのです。だからもう自分が簡単にできる仕事には、全力で取り組むことがもうできなくなっているのです。
成長するには自分の実力より少し高いストレッチ目標が必要
今の自分よりさらに成長するためには、自分の実力より少し高いストレッチ目標が必要です。仕事に飽きているあなたは、自分の実力より低い目標しか課せられていないんですね。こんな状況ではモチベーションが上がらなくて当然です。しかし、自分の実力より高すぎる目標、到底達成できない目標に対しては、人間は同じようにモチベーションがさがってしまいます。
「学習性無力感」と呼ばれる傾向で、頑張っても頑張っても駄目だと感じてしまうと、人間は無気力になってしまうんですね。ですので、人間のモチベーションを一番高めることができるのは、もう少し頑張ったら手が届くゴール。それがストレッチ目標なのです。
仕事でストレッチ目標を設定するにはどうすればいい?
では仕事でストレッチ目標を設定するためには、どうすればいいのでしょうか?目の前の仕事には飽きてしまっているので、同じ仕事では駄目ですね。部署移動をお願いしてみる、自分の上司の仕事を巻き取ってみる、部下の面倒を見る範囲を広げるなど、自分の担当する部分を少し広げてみるとよいでしょう。今まで見えてこなかった課題が目に入るようになれば、それがストレッチ目標になります。
社内でストレッチ目標を設定するのが難しいなら、転職を視野に入れるのもアリ
社内でストレッチ目標を設定するのが難しい場合もあるでしょう。部署移動のお願いを聞いてもらえない、上司が仕事を振るのが下手なのであなたに仕事を回せない、面倒を見る部下がそもそもいないなど。社内でストレッチ目標が見つからないなら、転職を視野に入れても良いかもしれません。あなたは今の会社に収まらないくらいに成長してしまったのです。新しい会社に転職すること自体が大きなチャレンジですから、転職は大きく成長できる機会なのです。
まとめ 仕事が退屈でつまらない、モチベーションが上がらない。転職すべき?
仕事が退屈と感じるのであれば、あなたが成長した証拠です。今の仕事には収まらない能力をすでに身に着けているのです。その状態にフラストレーションを感じるなら、あなたは成長志向の人間です。さらに成長していきたい気持ちを強く持っているのです。
その気持ちを生かして新たなスキルを獲得していくには、今の自分の実力より少し高いストレッチ目標の設定が必要です。社内で自分の仕事の幅を広げてみましょう。社内でどうしてもストレッチ目標になるような課題が見つからなければ、転職を視野に入れるのもありです。
ふつうの会社員であれば、週5日1日8時間は働くのです。つまりサラリーマン・サラリーウーマンである限り、自分の人生の大半の時間を会社で過ごすことになります。どうせなら成長実感がある充実した時間を過ごしたいですね!
あなたの社会人人生が実り多いものになりますように!