転職力&仕事力向上ブログ おにぎりだもの

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「わたし、定時で帰ります。」を読んだ感想。定時って概念自体が古いんだよな

 「わたし、定時で帰ります。」という小説を読みました。火曜ドラマになったので、ご存知の方も多いかもしれません。webマーケティング会社に勤める、女子会社員が主人公です。彼女は毎日定時退社を10年間続けているのですが、有給ダメ絶対女・仕事中毒上司・無茶振りクライアントのおかげで、残業しないといけない状態に。そこに元恋人と現婚約者の恋の駆け引きも重なって、ヒロイン演じる吉高由里子が頑張って可愛い!ってなる火曜ドラマです。

 

蛇にピアス」で舌ピアスにタトゥーだらけだった吉高由里子が、IDカード下げて会社員を演じる姿は感慨深いものがあります。それはさておき、 「わたし、定時で帰ります。」を読んで、わたしは「定時って考え方自体が古いよな」と感じたのでした。

 

仕事よりもプライベートを優先させたいなら、「定時に帰る」にこだわる必要ってないと思うんですよね。

 

 

 

 「わたし、定時で帰ります。」を読んだ感想。定時って概念自体が古いんだよな

わたし、定時で帰ります。吉高由里子

わたし、定時で帰ります。

 

「わたし、定時で帰ります。」を読んで、わたしが「古いよなー」って思った理由をまとめます。

 

「わたし、定時で帰ります。」の登場人物が早く帰れない理由

この小説で出てくる人たちが「定時で帰れない」理由は1つだけ。それは、作業量に見合わない金額で受注しているからです。

 

作業内容も決まっている、作業量も決まっている。それに対して適切な人員とスケジュールを割り当てれば、この人たちは毎日定時で帰れます。でもお金がないから人員とスケジュールを割り当てられなくて、徹夜してまで仕事をする羽目になる。いやいや最初に計算してよ。ここをコントロールせずして、定時で帰るのは無理です。

 

プライベートより仕事を優先する人たちが、毎日定時で帰りたいヒロインの邪魔をするという構図が繰り返されるのですが、そこは別に問題じゃないんです。

 

毎日定時で帰れるとはどういうことなのか

定時で帰れる仕事は、概して定型業務で給料が安いです。そして毎日定時で帰るためには会社側に2つの条件が必要です。

  1. 安定した収益を出している
  2. 分業化が進んでいる

大企業に多いと思いますが、長年やっている事業があって安定した収益を生み出しており、そこで働く人間は細切れのルーチンワークをこなせばいい。こういう状態の会社は定時で帰りやすいです。

 

問題なのは定時で帰れるはずの仕事で、効率が悪いために長時間残業をして仕事をした気分になっている人たちです。こういう人が組織としての意思決定ができるポジションにいると、その組織の下位に属する人たちは苦労します。無駄な仕事を遅くまでやらされて、その上に安い賃金しかもらえない。

 

そしてビジネス環境は絶えず変化していますので、2つの条件をずっと維持できる会社は少ないです。効率を上げて早く帰ると言っても、所詮決められた枠の中でのこと。会社の安定基盤が揺らいだときに、このような会社で毎日定時で帰っていた人、それすらできずに長時間残業をしていた人がどうなるか容易に想像がつくのではないでしょうか。

 

長期的にプライベートを優先させたいなら定時にこだわらないほうがいい

定時で帰れない仕事は不定形業務で給料が高い。これがこの世の真理です。このような仕事をしている人は、仕事を楽しんでいるので定時で帰れないことって別に問題じゃないんですね。そして長期的にはこのような仕事をしている人の方が、組織での裁量権も増えます。人に使われるのではなく、人を使う側になれるので、メリハリがついた働き方ができるようになる。

 

長期的にプライベートを優先させたいなら、「定時に帰る」にこだわる必要はないと思うんですよね。大事なのは組織での裁量権を増やすこと。この組織ダメだなと感じたら、すぐに別の組織に移動できる強さを持つこと。だから「定時で帰れるかどうか」を問題にしている時点で、なんだか古いなと感じてしまったのです。 

 

こちらの働き方で仕事に埋没しすぎず、健康を維持し、一歩先の勉強をしつつ、いつでも別の会社に転職できるようにしておくのがいいんじゃないかなぁ。吉高由里子は可愛いですけどね。

 

 

 

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