仕事の交渉って気が重いですよね。相手とやりとりしているうちに、何となく萎縮してしまって、言いたいことが主張できなかったり、気がついたらうまく丸め込まれてしまったり。特に口ベタな人は交渉が苦手な人が多いのではないでしょうか。思い通りに交渉が進まないことが重なると、「私って交渉がヘタなんだ。」、「もう交渉なんてしたくないな。」と苦手意識を持ってしまい、さらに交渉がイヤになってきてしまいます。
私も以前は口ベタで、全然うまく交渉ができず、イヤな思いを何回も何回もしました。でもトライ&エラーを繰り返すうちに、だんだん交渉がうまく行くようになりました。この記事では、口ベタな人でも仕事の交渉が簡単にできるコツをシェアします。
口ベタで仕事の交渉がストレスで苦手な人でも簡単にできるコツ
口ベタな人が仕事の交渉を上手くするコツ① 事前に準備をしっかりしよう
交渉で相手としゃべっているうちに、だんだん頭がゴチャゴチャになってきたことはありませんか?頭が整理できないので、しゃべりもしどろもどろになってしまう。そして交渉は失敗。。。私もこのような経験がよくありました。でも大丈夫!対策は可能です。
対策としては、交渉の前にしっかり事前準備をすることです。以下の4点を事前に書き出して整理してみましょう。
- 交渉の前提条件は何か
- 交渉で自分が得たいものは何か
- 自分が得たいもののうち、どこまでゆずれるか
- 自分が得たいもののうち、どこがゆずれないか
特に重要なのは1です。1の前提条件が変わったときに、2〜3がどう変わるか、2パターンくらい考えられると良いですね。考えるときのポイントは、相手の立場になって考えることです。相手はあなたの交渉に対してどう感じて、どう対応してくるか、リアルに考えれば考えるほど交渉で有利になります。
口ベタな人が仕事の交渉を上手くするコツ② 普段の0.5倍くらいゆっくりしゃべる
交渉のときには、普段の半分くらいの遅さでしゃべりましょう。Youtubeを0.5倍速で再生する感じですね。トロいですよね。でもそれでいいんです。交渉中に早口になったり、声が大きくなったりすると、あなたが何を守りたがっているか相手にバレてしまいます。それを防ぐために、あえてゆっくりしゃべりましょう。
また、ゆっくりしゃべることで緊張せずに済むという効果があります。自分が焦ったり、緊張していることを意識すると、さらに緊張してしまいませんか?落ち着いた口調で話していると、自然と気持ちも落ち着くのです。ぜひ試してみてくださいね。
口ベタな人が仕事の交渉を上手くするコツ③ 交渉のあとで振り返りをする
交渉の後で、「あの時ああ言えばよかった」、「結局相手の言いなりになってしまった」なんて悔しい思いをしたことはありませんか?交渉のシーンを思い出して、自己嫌悪に陥ってしまいますよね。しかし自分を責める必要はありません。その経験は必ず次の交渉を上手くやるためのタネになります。
- もっと上手い言い方はあったか
- なぜ上手い言い方ができなかったのか
- 次に交渉をもっとスムーズに進めるためには何をすれば良いか
頭の中で考えずに、これらを紙に書き出してみましょう。ここでの振り返りを、次回の交渉の準備につなげることで、ちょっとづつ交渉がうまくなりますよ。
あなたの仕事人生が、より良いものになりますように!